I-Method

5-13 二次解析4


分析結果の点数化とランキング


評価指標
合格基準
点数
一日中間処理実績 >100t 1点
中間処理施設稼働率 20〜100% 1点
最終処分場残余年数 >5年 1点
一日収集運搬実績 >100t 1点
収集運搬車両回転数 0.2〜2.0 1点
平均単価 1〜10万円/t 1点
売上高オーバーフロー率 50〜200% 1点
従業員一人当たり年間処理実績 200〜2000t/年 1点
従業員一人当たり売上高 1〜6千万円/人 1点
総資産利益率(ROA) >5% 1点
合    計
10点

 上記の点数表は、2008年に首都圏産業廃棄物協会理事80社分析を実施した際に実際に用いた点数表である。
 収集運搬運搬・中間処理、最終処分フルセット施設の満点は10点、収集運搬・中間処理中間処理の満点は9点、収集運搬単独の満点は7点である。
 80社分析の結果、満点は2社だった。これはもちろん、自治体の優良性認証よりもかなり厳しい結果だった。2008年の分析結果なので、現在は改善しているかもしれない。
 なお、上記点数表は大規模施設に有利になるように作っているため、少量高価格のニッチ市場で営業している業者には不利である。


 点数化をすれば、業者ランキングが可能になる。
 しかし、点数評価やランキング結果だけが一人歩きすることには危険もあるので、その公表には慎重であるべきである。
 その意味で、2008年に点数評価付きで80社分析結果を公表したことは時期尚早だったと反省している。
 点数評価方法は、分析データを蓄積し、標準値を正確に算定してから改めて組み立てたいと考えている。
 上記点数表はあくまで、当セミナーのための参考として掲載したものである。

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