I-Method

I−Method WEBセミナー開講

iM−G編



 iM−G(iメソッドガバナンスバージョン)は、iメソッドの連結バージョンである。

 iメソッドの最大の特徴は、完全な定量評価だということである。
 チェックリストに重み付けをした点数制評価を定量評価だと称している評価システムもあるが、点数制評価には四則演算ができず、連結評価ができない。たとえば、関連会社A、B、Cの点数が90点、80点、70点だとする。3社連結評価は何点になるだろうか。点数を合計して240点にしても、何の意味もない。実は連結評価は70点よりも低くなる。ある評価項目でAとBが○、Cが×だとすると、連結評価は○を1、×を0とした積になるので0になる。つまり連結評価は最低点の70点を超えられないのである。もしもCが○、AかBが×の項目が10あり、配点がそれぞれ1だとすれば、3社の連結評価は3社の個別評価のどれよりも低い60点になる。このことは、点数制評価が連結評価に使えないだけではなく、実は大規模施設(複数の施設を連結した施設)ほど高得点を得るのが難しいことを意味している。
 これに対してiメソッドは完全な定量性評価なので、評価を連結することができる。グループ企業の連結評価はもちろん、エリア連結、業種連結、さらには処理業界全体の連結も可能である。
 すなわち、iメソッドは業界再編のメソッドとして活用できる。業界再編こそがiメソッドの究極の目的である。その意味でiM−Gは、iメソッドの最終バージョンである。
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